無洗米とは・・・洗わないで(研がないで)炊ける美味しいお米です。
では、無洗米はどのように加工しているのでしょう?代表的な加工法として、以下の4種類があります。
この方法は、精米機の発展型で糠をブラシで削り取るので、糠をきれいに取ろうとするとお米の旨み層も削られてしまいます。
また旨み層を残そうとすると、糠が残ってしまいます。
お米を美味しく食べるためには、軽く研がなければいけない軽洗米になってしまいます。
この方法は、BG「ブラン(糠)グラインド(削る)」という意味で、水分で湿らせたお米に、圧力を加えて粘着性を出したヌカを付着させ空気を吹き付けて糠を取り除きます。
この方法では、大量生産ができ製造過程も確認できるのですが、タピオカで糠を除去しているので継続して生産すると衛生面で疑問が残ります。また、この加工方法でも糠が残留するので、軽く研がなければいけない軽洗米といえます。
当社が採用している方法で、少量の水を使用して高速(手で洗う1,000倍のスピード)で洗い上げ、再度水を噴射してすすぎ、すばやく乾燥します。
また衛生面でも水で洗うので、付着菌が少なく衛生的です。また製造過程を確認できるので、品質管理でも安定して美味しいお米を提供できるのです。
表1:時間の経過と食味変化
図1:当社採用無洗米装置