熱帯でも雪国でも育つお米は、小麦、とうもろこしと並ぶ、世界の主要穀物。いろいろな国で お米が栽培されています。 米作りの歴史も古く、世界で最初に稲が栽培されはじめたのは今から約7000年前、インドの アッサム地方や中国の雲南地方、という考え方が有力です。 その後、稲作が日本に伝わったのは縄文時代の後期、今から2400~2500年ほど前と言われています。 日本に稲作が伝わった道すじの考えかたは、主に3つ。
中国北部から華北・朝鮮半島を経て北九州に伝来
中国華南地方から台湾・沖縄を経て九州に伝来
揚子江(長江)下流の南方民族の北九州移住により伝来。
その後、人々の努力によって、お米の品種改良がくりかえされ、いま、わたしたちが食べている
おいしいお米がとれるようになったのです。
外皮につつまれた玄米は、栗にたとえれば渋川がついている状態。圧力鍋で炊いても、少しもそもそした感じが残りますが、食物繊維の量や栄養価は白米より上。ヘルシーだし、味もそぼくで好きだという玄米ファンも、いっぱいいます。