当然のことですが、米も食物です。野菜や果物と同じように、米を餌とする天敵がいます。米びつの底に溜まった米にはコクゾウムシという虫がわくことがあります。月に一度は、米びつの米を抜いて掃除することをお奨めします。また、米の虫は夏の暑さが厳しいときに特に発生しますので、夏に入る前には必ず米びつを隅々まできれいに掃除して下さい。お米の中に、唐辛子、ニンニク、備長炭なども入れて下さい。 そしてもし、虫がわいてしまったら・・・庭やベランダに台を置き、その上に新聞紙を広げ、米をあけ、陰干しをしてください。そうすれば、虫は米の中から出て行きます。あなたの愛情のひと手間が、大切なお米を守るのです。 |
室温でお米を保管している場合、時期によって美味しく食べられる期間が変わってきます。
下の表を目安に保管や購入の方法を工夫してください。
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米の虫は米粒の中に卵を生みつけていて、高温(20℃~)になると成虫になってでてきます。
●お米の保存容器はこまめに清掃しましょう。
●お米は古いものを使い切ってから新しいものを容器に入れましょう。
お米は臭いを吸収しやすく、いったん臭いがつくと洗米してもとれにくくなります。
●洗剤・灯油・魚など臭いの強いもののそばには、おかないでください。
お米は大変水分を吸収しやすく、湿った米はカビや細菌の発生源となります。
●湿気のない、涼しいところに保存しましょう。
●昼と夜の湿度差の少いところに保存しましょう。
(夜間に冷えた空気は、袋や米びつの中で水滴となります。)
お米がヒビ割れると炊き上がりがダンゴ状になりごはんの粒がしっかりしません。
●直射日光のあたらないところに保存しましょう。
●フタのある容器に保存しましょう。
(天日や風にさらすと水分が蒸発してお米がヒビ割れします。)